inner classを使う

inner classはクラスの中に定義されたクラスです。
限られたクラスからしか、利用されない（外側のクラスと密に結びついた）クラスを記述する目的に使われ、
GUIのイベントを処理する際によく使われます。

メンバ変数やメソッドと同じく、外側クラスのメンバとして記述されるメンバーインナークラスと
メソッドのコードブロックの中に記述される、ローカルインナークラスがあります。
ローカルインナークラスにはクラス名を持たない、匿名インナークラスを作る事が可能です。

下のサンプルコードは3つの数値を計算するプログラムで、コンストラクタに与えられた数値を2倍し、5を引いています。(bi1 * i9 -  i9)
メンバーインナークラスのサンプルです。

class ExamInnerBase  {
    int  bi1;
          �@
    int  i9   = 5;
          �A
    ExamInnerBase(int  i1) {
        bi1  =  i1;
    } 
    class  InnerMenber  {
         int  i9     =  2;
         int  mi1  =  bi1  *  i9  -  ExamInnerBase.this.i9;         //InnerMenber -> InnerBase  
                       �@                        �A
    }
}

public  class ExamInner  {
    public static  void main(String args[]) {
        ExamInnerBase  eib  =  new  ExamInnerBase(100);
        ExamInnerBase.InnerMenber  im  =   eib.new  InnerMenber();
                                                           �B
        System.out.println(im.mi1);
        System.out.println( new ExamInnerBase(10).new InnerMenber().mi1);
                                                �B
    }
}

＜実行結果＞
コンソール画面に
195
15

と表示されます。