指定されたファイルの有無を調べる


Fileクラスを使って、ファイルを取り扱うことができます。
以下の機能以外にdirectoryの作成、削除、ファイルの削除、ファイル一覧の入手などが可能です。

import java.io.*;
class ExamFileIO {
   public static void main(String[] args) {
      // 実行時に検索するファイル名を引数として入力する
      File f1  = new File(args[0]);
      if (f1.exists()) {
         System.out.println("f1= " + f1.getAbsolutePath());
      } else {
         System.out.println("f1 dose not exist" );
      }
   }
}

<実行結果>
実行時のカレントディレクトリにExamFileIO.java を置いておきます。
引数として”ExamFileIO.java”を入力するとコンソールに

f1= C:\myjava\myjava\ExamFileIO.java

と表示されます。


<File クラス>
Fileクラスのコンストラクタの引数は

  1. File(String filename)でカレントディレクトリを検索します。上のサンプルコードはこの形式です。
  2. File(String directry, String filename)で指定されたディレクトリを検索します。
  3. File(File directry, String filename)で指定されたディレクトリを検索します。この場合の引数は、ディレクトリを示すFileクラスのオブジェクトです。


getAbusolutePath()メソッドで、フルパスを入手しています。