Boot時にファイルシステムをマウントする


/etc/fstabはファイルシステムのマウント情報を記述したファイルで、boot時に内容が反映されます。
fstabに記述されているデバイスは、mountコマンドタイプ時にマウントポイントを指定するだけでマウント可能です。

<fstabの内容>

/dev/hda5               /                       ext2    defaults        1 1
/dev/hda1               /mnt/win98              vfat    defaults        0 0
/dev/hda6               swap                    swap    defaults        0 0
/dev/fd0                /mnt/floppy             ext2    noauto,user     0 0
/dev/cdrom              /mnt/cdrom              iso9660 noauto,ro,user  0 0

左のフィールドから順に
1 リモートファイルシステムやブロックスペシャルファイル。
2 マウントポイント。マウントポイントは通常のディレクトリーです。
3 ファイルシステムの種類。/etc/filesystemsにマウント可能なファイルシステムが記述されています。
4 オプション。カンマ記号で区切ります。
noauto:システムのboot時にマウントしません。
ro:read-only
user:ユーザーがマウントする事を許可する。(通常はrootのみが実行可能)